国立高専保護者のブログ

国立高専に入学までと入学後の様子の観察日記です。

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形勢判断

将棋の戦いには、まず自分の王様に囲いを作る序盤戦、攻めと守りの駒組みを有利に展開する中盤戦、そして相手の王様を先に取るか取らないかの終盤戦があるらしい。将棋の局面の中で、現在の自分が有利なのか不利なのかを形勢を判
断する。今の将棋の中継で、AIを活用して、瞬時に形勢判断を数値化して将棋がわかっていない人でもどっちが有利なのかわかるようにしていることがある。
形勢判断は、玉の堅さ、駒の損得、駒の効率、手番の4つの観点からするらしいが、これを将棋の流れでいう序盤、中盤、終盤とで兼ね合わせると、序盤と終盤とでは駒の損得の基準の価値観も変わるみたいだ。終盤であれば、駒の損得よりも自分が手番なのかなどのスピードが重要視される。
人生にも序盤、中盤、終盤があるとすれば、まず自分の玉を固めるとは教育により自分自身を高めることであろうか。中盤の駒組みであれば、自分の時間をどのように使うか、仕事と家庭とのバランスをどうとるのかということか、終盤に向けての金銭の基盤がどうなのか、終盤であれば人生で最後に自分のしたいことは何か、金銭等よりもスピードが求められるのであろうか。このように捉えると、誰と比較するかにもよるが、自分の人生の形勢判断は?
将棋では、あくまでもプロのレベルだと思うが、一つ指す手を間違えると、形勢が大きく変わるらしい。人生もひとつ失敗すると形勢が大きくかわるのと似ている。形勢がわるくなったとしても粘ることで形勢を持ち直し逆転をすることも多い。羽布マジックとか神の手だとか、そんな手を指すことで一気に局面が変わることがある。人生もそうなのかも。劣勢であっても何かをすることで変わるかもしれないし、優勢であっても何かをしたことが劣勢になるかもしれない。
そんな感じで将棋の対局を眺めると、一人の人生を見ているようで、なにか面白そう。ただ、ルールが難しそうなのが難点かな。

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