国立高専保護者のブログ

国立高専に入学までと入学後の様子の観察日記です。

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高専の希少性

現在の高校生の数は、全国で322万6000人なので、単純に一学年で考えると107万5000人程度で、一方国公立高専生は一学年1万人ぐらいです。ということは、一学年あたりでみると国公立高専生の割合は1%ぐらいになり、社会的にとても貴重な存在です。生徒100人いれば国立高専生は1人程度ってことで、当然高専の知名度はマイナーなものです。
高専は5年生の理系の学校で、高校と短大が合体したような期間で、英語だとカレッジとなり、卒業すると短大卒と同じになります。高校だと卒業すると当然高卒なので、高校と比較すると高専のほうのが学歴は高いです。
また、高校からだと大学入試で、高専だと大学編入試験(多くは3年次に編入)を経て、大学へ進学することもできますので、そうなるとどちらも大卒です。
高専卒から大学編入するとその大学では結構希少な存在になるのではないでしょうか。
また、高専の数学の進むスピードは異常なほど速く、高専3年生ぐらいからは大学の教科書を使うので、専門性も高いです。高専卒業だとおよそ大学工学部卒業までのことは学習を終えているので、就職する人も某高専だと半分ぐらいはいます。
就職先はネットで調べればわかりますが有名な企業がほとんどで下手に大学行くよりは就職しやすい面もあるみたいです。
よくネットで大卒と高専卒だと初任給が差があると言われていますが、そもそも年齢が違うのだから当たり前であるし、出世がどうのこうのちいうことも書かれたりしていますが、大学新卒の場合の3年以内の離職率は32%で、大卒の3人に1人は3年以内に離職するので、出世話うんぬんよりどちらが高い技術力を身につけれるかのが大事に思ってしまいます。
一般にはあまり知られていない高専のがどこどなく魅力的で神秘的な学校に思えてしょうがない感じでした。

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