国立高専保護者のブログ

国立高専に入学までと入学後の様子の観察日記です。

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志望校選び

子供の中学は二期制で、某高専の場合、中学2年のときの学年評定と中学3年の前期の評定が大事になります。
中学3年夏休み開けのテストが子供にとってはとても大切なテストとなり、このテストでもって、内申点が決まるわけです。
中学校の担任の先生との進路面談で、子供の場合は、すんなり第一志望として某高専が決まりました。ただどの学科にするかはいくつかの候補があって最後まで悩んでいました。
本人の希望としては、国立の理系の大学には行きたいとのことでした。
国立の理系の大学にいくルートを考えると、普通科高校から大学入試を受けるか、高専から大学へは編入試験を受けるかです。国立大学となると、普通科高校の場合、普通科後期試験は定員が少ないので実質前期試験の1回勝負になりますが、高専からの編入の場合は、日程さえあえば5回程度は受けれます。本命の国立1校、実力相応校2校、滑り止め2校みたいな選択ができるわけです。また普通科高校だと理系であっても、センター試験(無くなりますが・・)のために古文、漢文に社会などの文系教科を勉強する必要がありますが、編入試験だと数学、物理、英語、専門で科目的に無駄がありません。
よく高専生は、大学で文系教科が弱いと言われるみたいですが、考えてみれば、普通科高校から理系大学生も十分に文系教科はできないと思います。自分の経験から、受験が終わると受験で覚えた知識は一気に忘れます。
また普通科高校から大学の教育システムと高専から大学編入の教育システムを比べた場合、普通科高校からだと大学1・2年でまた一般教養科目として勉強します。高専からだとほとんどが3年次編入なので基本専門科目からです。普通科高校3年生は、大学入試を解くためのテクニックなり問題演習をする傍ら、高専3年生は専門に必要な大学の勉強を始めています。子供のとりあえずのゴールが社会に出るための高度な専門性を大学の教育機関を使って身につけさせることであるならば、はっきりいって、受験勉強は専門教育にとって、あまり役に立たないものにしか思えなかったので、やはり高専のがいいと感じました。
また、進学校だと卒業の窓口はトップ大学からFラン大学と選択が大学選びでしかないのに対して、高専だと大学から就職までと選択の幅が広いのも魅力で、就職といっても実績をみると有名な会社ばかりでした。進学校から国立大学はどこであっても難関であるのに対して、高専からだと基本国立大学で私立が稀です。
そんな感じで、第一志望が高専推薦、第二希望が高専学力、第三希望が県立高校理数科、第四希望が私立高校と決まりました。

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