国立高専保護者のブログ

国立高専に入学までと入学後の様子の観察日記です。

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中学勉強の誤算(英語編)

英語も誤算でした。
英語は、小6のときに英文法については一通りYoutubeで講義を受け終わっていた状態で、中学1年からの英語で困ったことはない様子でした。
学校の定期テストもそれなりの点数でしたので、親として少し安心していたのと、英語は誰でもできる楽勝教科というイメージがあったので、子供まかせでした。
今思うと、これが失敗でした。
中3になったときに気づいたのですが、学校のテストで点数は取れるけれども、英語ができるわけではなかったのです。学校で出てきたものは大丈夫だけれども、それから少しでもはみ出すとほとんど知識がないことがわかりました。
自分の経験を踏まえると、理想は学校の定期テスト対策はしなくても、受験英語の知識で定期テスト程度の問題は解けてしまうことです。子供は、定期テストのための英語の勉強だったので、英語の力はついていませんでした。正直、学校でやらされる英語ノート作りは、ノート評価があるからやっているだけで、英語の勉強には何も役に立っていません。
もっと早く気づくべきでした。
長男でのこの失敗は、次男で活かそうと思い、学校の英語に重きを置くのではなく、とりあえず、英検の勉強中心で進めていこうと考え、次男はそれを実践中です。
長男は、高専でも英語はどちらかといえば得意とはいえない状態で、自分がどういう勉強をすれば英語が伸びるのかがわかっていません。このまま、高専の英語をメインに英語の勉強をすれば、高専での英語のテストの点数は取れるとは思いますが、大学編入を見据えた場合に英語がネックになることは推測できるので早めの対策が必要なのが今の状態です。
英語は勉強のやり方さえつかめば、一気の伸びる教科なので今後の勉強の仕方を考えていかないといけないと思っているみたいです。

中学勉強の誤算(数学編)

中学校に入って勉強面の誤算は、数学でした。
小学校のときは、算数は先取り学習で、小4ぐらいのときには小6までの計算は完了していて、小6のときには、中学1年の数学の勉強をしていました。中学入学のときには、数学は予習の貯金がかなりありましたが、中学1年の終わり頃になると数学の貯金がかなりなくなっていました。予定では、中1が終わる頃には中3までの数学が終わるっているであろうと思っていたのですが。
今振り返ると誤算の理由は、中学校の定期テストと単元テストです。単元テスト前だとその準備を、定期テスト前だと2週間ぐらい前からコツコツと準備していた感じで、なかなか数学の先取りにあてる時間がなかったみたいです。
子供は、部活に学校行事等と何かを忙しかったみたいで、勉強に充てれる時間にも制限があったので、その時間から数学の先取りにあてる時間がなくなってしまって、中学2年になるくらいには、およそ貯金がない状態みたいでした。
それでも、なんとかできそうなときにYoutube動画で予習を進めていったみたいです。
高専入試の数学の問題は、県立高校の入試と比べると難易度が高く、そもそも理数系の生徒が集まる高専ですので、高専入試で一番重要な教科は数学といってもいいと思いました。中2の頃には、数学の立て直しが課題だった気がします。

高専の推薦入試制度

希望する高専には、推薦と学力の2通りの試験がありました。ネットで入試について調べてみると、推薦入試であれば、ほとんど合格できることがわかりました。
ここで、推薦入試について僕は大きな勘違いをしていました。某高専の推薦基準について見てみると、要件1だと内申77以上(満点はオール5×9教科×中2・3の2学年=90)、要件2だと内申73以上+部活で全国大会・生徒会・ボランティアとなっていました。
まず、勘違いしたのは要件2についてで、部活の全国大会、生徒会、ボランティアのすべてが推薦には必要だと思ったこと。実際には、この3つのうちの一つでよかったです。
最大の勘違いは、要件1と要件2で受験した場合の合格の決め方についてで、要件2のほうのが厳しく思えたので、要件2のが優遇されるのではと思ったことです。
子供が中1のときには、高専の募集要項で確認していなかっただけですが、受験までまだまだ時間があると思っていたんでしょうね。
この勘違いは、子供が中学3年のときのとある塾の高専についての入試説明会で知りました。
要件1と要件2は、あくまでも推薦試験を受けるための基準にしか過ぎず、基準をクリアすれば、受験生の成績は、内申点と当日の面接の合計点に序列化され、上から順番に学科ごとに合格者が決まっていうことでした。
つまり、要件2は、推薦試験において、学科別の志願者が推薦の定員に達していなけば合格するけど、志願者がオーバーしている場合、要件2だと要件1より確実に内申の4点(77ー73)は差があるので、不利になるということです。推薦は第一志望の学科のみの出願なので、年によっては、志願する学科によって合否に影響が出てきます。
それと、推薦試験でも当日は面接がありましたが、某高専の場合は、207点満点で、内訳は、調査書点180点で面接点27点でした。推薦試験で面接点の占める割合は13%程度なのでおよそ面接でやらかさない限り、面接で点数に差が出るとは思えず、実質内申点で勝負が決まるように思えました。
高校受験を経験してみての感想ですが、高校受験だと内申点がとても重要です。すでに中学1年から高校受験は始まっていて、中学3年から挽回しようと思っても、中学1年と2年の内申点は変わらないので3年からスタートを切ってもすでに出遅れているわけです。某高専の場合、中学2年と中学3年の内申点で見ますので、中学3年から頑張っても中学2年の内申でやらかしていると少なくとも推薦試験の受験は厳しい状況に追い込まれているわけです。3年間、コンスタントに学ぶことが大切だというのが感想です。